モノラルパワーアンプ212PA

TOP製品情報212PA

音源が甦る。

真空管ファン垂涎の大型3極管212 E採用

大型3極管212E

大型3極管212E

212Eは送信管および変調管として1910年代にウェスタンエレクトリックが開発したプレート損失275Wの大型3極管で、その後に開発された送信管と違いマイナスバイアスで動作するオーディオ用途に適した球です。4212EはSTCがウェスタンのライセンスを受け1960〜1970年代に生産された物です。STC4212Eは稀少品種になってきておりますので、錦州華光電子管の212Eを搭載したものと2種類を用意しております。*STC4212Eは中古品です。

低能率スピーカも余裕で駆動 出力40W

低能率スピーカも余裕で駆動
出力40W

A級シングルの真空管アンプの良さは十分に認知されているものの、出力が小さく最新の低能率スピーカを駆動するには難があります。
212Eをプレート電圧1400Vで作動させる本機は、40Wもの出力で駆動する本格派です。また出力を抑制してダンピングファクター5以上を稼ぎ、低域におけるスピーカのドライブも確実に行います。

専用の高電圧スイッチング電源を開発し小型・軽量化を実現

専用の高電圧スイッチング電源を開発し小型・軽量化を実現

オーディオグレードのローノイズスイッチング電源の開発があってこそ成し得た、フラッグシップ機にふさわしい設計です。前段はもちろん、終段の212Eに供給する1400Vの高圧電源も安定化させ、高級機ならではのクリアサウンドを実現しています。スイッチング電源において不可避なノイズも、スイッチング電源設計40年の実績あるエンジニアが、その熟練のノイズ処理テクニックで解決しました。

卓越したデザイン

卓越したデザイン

スイッチング電源がかなえた小型化は、デザインの自由度を高め、リスニングルームにおいても気品高い存在感を醸します。管体には銘木(ローズウッド)突板を使用した、本物志向のデザインです。

余裕たっぷりの大型出力トランス

余裕たっぷりの大型出力トランス

スイッチング電源はトランスの技術とも言えます。当社エンジニアが212PA専用に開発した大型の出力トランスを使用しています。
多層サンドイッチ巻により、微小信号から大信号まで広帯域にドライブします。巻線の抵抗を極力小さくし、ダンピングファクターを稼ぎ出します。

真空管ファン垂涎の大型3極管212 E採用

キーテクノロジーは無帰還

1927年に負帰還回路が発明され、アンプの性能は格段に向上しました。しかしミクロレベルで見ると、負帰還回路(サーボコントロール)は「+」に行きすぎた信号を元に戻し「−」に行きすぎた信号をまた元に戻す不要な振動をしており、この振動とオーディ別言号が混変調を起こして原音とは違ったものになります。
この振動を起こさないためには、理想的なサーボコントロールを行うか、または無帰還として増幅素子やコンデンサなどのコンポーネントにリニアリティ(直線性)の良いものを使う必要があります。

高調波歪みより怖い混変調歪み

高調波歪みとは、信号が素子を通過すると整数倍の信号が発生することで、人間にはある意味で心地よく聴こえることもあります。
歪みの中でも怖いのは混変調歪みで、元の信号にない非相関信号が生成され、不快な音になります。
例えばlkHzの信号と1.1kHzの信号が整流器や増幅素子を通ると、それぞれの信号の和と差の信号が生成されます。100Hzと2.1Hzは元の信号には無かったものです。オーディオ信号はたくさんの周波数成分の集まりであるためノイズの周波数成分も混変調を起こしてオーディオ信号に侵入し、音の立体感を失います。ここでもリニアリティの良いコンポーネントは、混変調を起こしにくいのです。

2段構成による低歪率の実現

2段構成による低歪率の実現

増幅素子を使う限り、歪みから逃れることはできません。リニアリティの良い素子を使うか、いかに素子を少なくするかが対策となります。
2段構成の初段には、ドイツテレコムが開発した高信頼でリニアリティの高い真空管C3gを3極管接続で使用しています。初段管C3gと出力管212Eの高リニアリティの増幅管2球のみの構成とし、無帰還ながらも高調波歪みと混変調歪みを小さく抑えました。
C3gは新古品ですが、CSポートでは大量に在庫を確保していますので、メンテナンスの心配はありません。

高忠実度入力トランス

高忠実度入力トランス

2段増幅では足りないゲインを、入力トランスで稼いでいます。微小信号もありのまま通過させる、高透磁率のスーパーパーマロイコアを用いたリニアリティの高いトランスで受け、余計なものを付加しません。
デメリットととしては、入力インピーダンスが1.5kΩと低く、出力インピーダンス300Ω以下の機器でのドライブが必要ですが、低雑音化には好適です。

接触点でのノイズの発生

接触点でのノイズの発生

アンプの中には、接触点が多数あります。ミクロの目で見ると、そこでは整流作用が起きておりノイズを出します。なかでも金属酸化膜の整流作用は、最も怖い存在です。内部の信号経路には、ノイズ発生を防ぐためのコネクタを使わない設計を施しており、直流が流れる部分には金メッキのコネクタを使用しています。

パワーとクリアーな中高域を生み出す電源部

卓越したノイズ処理技術

一般の電源に用いられる整流器や接点は、ノイズの源です。これらのノイズは立ち上がりの鋭いノイズなので、50Hzから数百MHzの帯域に渡って発生し、混変調を起こしてオーディオ帯域に入り音を濁らせます。スイッチンク電源においても大きくノイズを出し、同様の現象が起きます。長年のスイッチング電源設計を背景にCSポートは、そのノイズ処理技術で不要なノイズを抑制・カットし、クリアな音を実現します。

スイッチング電源+アナログ電源

スイッチング電源+アナログ電源

アンプの音は、電源で決まると言っても過言ではありません。前段はもちろんレファレンス機にふさわしく、終段の1400V電源も安定化させ、音の濁りを生じさせません。またスイッチング電源で安定化した電圧をさらに高速応答の無帰還アナログ電源で清流化しています。そこからアルプスの清流のごとき再生音を生み出します。

本格派のオイルコンデンサ使用

本格派のオイルコンデンサ使用

正式な呼称は、オイルペーパーコンデンサ。紙は誘電率が低く、誘電損失も低いため、絶縁材として最適です。その紙に絶縁油を含浸したものが、オイルコンデンサです。しかも導電体はアルミ箔で、一般の蒸着膜を使ったものとは大きな違いがあります。信頼性が高く、オーディオ用途に適していますが、形状が大きく高価なため昨今ではあまり使われません。音の世界では、クリアで豊かな中域の音を生成する「珠玉のマテリアル」とされています。

無帰還でDF大

A級シングルはクリアな音は出ますが、低音のドライブが不足しがちです。出力管の高電圧と等価直列抵抗の低い大型出力トランスがこれを解決し、無帰還A級シングルとしてはダンピングファクター5以上と、高品質の低音ドライブ能力を確保しました。

ロジュウムメッキ電源ケーブル付属

ロジュウムメッキ電源ケーブル付属

交流が流れるところの接触点では、ノイズが発生しています。電源人力部のインレットには大電流の交流が流れており、大きなノイズ発生源となっています。それを防止するため、摩擦に強く酸化しないロジュウムメッキのプラグ・インレットを採用しています。

製品概要

モノラルパワーアンプ212PA

STC製 4212E(ヴィンテージ品)搭載機 212PA-ST ペア

※STC212Eは希少品ですのでご購入前に在庫の問合せをお願いいたします

錦州華光電子製 212E(新品)搭載機 212PA-JH ペア

製品仕様

型式 212PA
方式 入力トランス内蔵クラスA動作真空管パワーアンプ
構成 入力トランス - C3g3結 - FETドライバ - 212E - 出力トランス
出力 40w(負荷インピーダンス 40Ω・80Ω)
周波数特性 20-40kHz -3dB/20W
全高調波歪みTHD 1% typ/40W 1kHz 0.2% typ/10W 1kHz
NFB 無し
SN比 90dB/10W 8Ω
入力感度 1V/40W
GAIN 25dB/8Ω端子
入力/インピーダンス RCA 1系統 1.5kΩ
音量調整 前面ボリュウムによる
ダンピングファクター DF 5以上
スピーカ出力 4Ω/8Ω端子
電源 AC100/120/200/240V 50,60Hz
消費電力 400w
サイズ 188W×385H×563D ツマミ、SP端子含まず
重量 24.5kg
仕上げ シルバーアルマイトおよび銘木ローズウッド突板
付属品 ロジュウムメッキAC電源ケーブル
保証期間 5年間(消耗品を除く)登録が必要です

ご注意

真空管は高温になりやけどをしますので触らないでください。
本機の入力インピーダンスは1.5kΩですので、300Ω以下の出力インピーダンスでドライブしてください。

212PA

212PA

外観寸法図

外観寸法図

pagetop